【Netflix映画レビュー】木曜殺人クラブ|お年寄りが主役のユーモラスな殺人事件

Netflixで配信中の映画「木曜殺人クラブ」を鑑賞しました。舞台はイギリスのリタイアメント・ヴィレッジ。お年寄りたちが毎週集まって未解決事件を検討する「木曜殺人クラブ」が、思いがけず本物の殺人事件に巻き込まれていくコージーミステリーです。
今回は、映画の見どころや感想に加え、原作小説についてもご紹介します。

作品情報(Netflix版)

  • 作品名:木曜殺人クラブ(The Thursday Murder Club)
  • 配信:Netflix
  • ジャンル:コメディ・ミステリー
  • 原作:リチャード・オスマン『The Thursday Murder Club』

あらすじ(ネタバレなし)

イギリスの閑静なリタイアメント・ヴィレッジに暮らす4人のお年寄り。彼らの趣味は、未解決事件を持ち寄って議論すること。
そんな折、実際に施設の関係者が殺される事件が発生。彼らの“クラブ活動”は一気に現実の捜査へと変わっていくことになります。


感想・レビュー

お年寄りが主人公というだけで新鮮さがありますが、それ以上にユーモアが効いていてテンポよく観られる作品でした。

所々にイギリスらしい皮肉やギャグが散りばめられていて、重たい雰囲気になりがちな殺人事件のストーリーをうまく中和しています。そのおかげで最後まで飽きずに楽しめました。

登場人物同士の軽妙なやりとりも魅力で、イギリスならではの会話劇に思わずクスッと笑ってしまう場面も。シニア世代が中心なのに、むしろ若さや行動力を感じさせるのも印象的でした。


公式予告編(Netflix公式)

公式サイトの予告編はこちらからご覧いただけます。


原作小説について

  • 『木曜殺人クラブ』はリチャード・オスマンによる小説(2020年刊行)
  • 日本語版は早川書房から2021年に発売
  • シリーズ化されていて、現在第4巻まで刊行済み
  • 映画は1作目をベースにしている

まとめ

「木曜殺人クラブ」は、“お年寄りが事件を解決する”というユニークな切り口のコージーミステリー。Netflix映画をきっかけに、原作小説も手に取ってみるとさらに楽しめます。
ユーモラスな会話とイギリスらしい皮肉が光る、ちょっと風変わりだけど温かみのある作品でした。

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